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導入事例│関西テレビ放送株式会社様 2016.04.16

関西テレビ放送株式会社様 局内インカムシステム導入 Clear-Com社Eclipseなど
局内インカムシステムにClear-Com Eclipseを導入

関西テレビ放送株式会社様

業務内容:近畿広域圏を放送対象地域としたテレビ放送事業

導入製品:Clear-Com社 Eclipse OMEGA、V-Panel各種、Prodys社 ProntoNet 他

ご納得頂けるシステムを。

関西テレビ放送様に、局内インカムシステムとしてClear-Com Eclipseをご採用頂きました。メインフレームにEclipse OMEGA(128Port)、端末のV-Panelは91台と多くの台数を導入頂きました。
今回のシステムでは関西テレビ放送様のご要望により、様々な試みに挑戦しました。納入予定をオーバーしてしまいましたが、皆さまにご納得頂けるシステムが完成しました。また関西テレビ放送様から、放送技術及び民放技術報告会でも今回のシステムをご紹介頂きました。

ラックマウント
ラックマウント
関西テレビ放送株式会社様 局内のご様子
局内のご様子
回線センター
回線センター

1 V-Panelを公衆IP網に接続して運用

EclipseのIVC-32(IPボード)の運用ではすでに実現されていた事ですが、関西テレビ放送様では、報道中継車に局内インカム端末V-PanelとWiMAXルーターを常設されており、中継車の電源を入れるとこれらの電源が入り、WiMAX回線を経由してこのV-Panelが局内インカム親機と自動で接続されます。

その際、本社側で出先と接続が出来たか否かを確認する為のスタンバイタリー表示器を設け、V-PanelがIP接続完了した事を表示させるようにしています。
このシステムにより、中継箇所と報道スタジオ等の連絡を、迅速かつ円滑に行うことが可能となりました。

スタンドバイタリー
スタンバイタリー
ProntoNet + ISDN I/Fユニット(本社側)
ProntoNet + ISDN I/Fユニット(本社側)

2 ISDN網を使用した遠隔地でのV-Panel接続

毎週放送される競馬中継では、出先の競馬場にISDN回線が常設されています。本社~競馬場において、音声コーデック(ProntoNet)を使用し、V-Panelの通信に必要なデータをコーデック経由で伝送する事で、ISDN回線を使用したV-Panelとの接続を実現しています。

関西テレビ放送様の大型中継車には、局内インカム端末V-PanelとProntoNetを常設し、さらに中継車内のインカムシステムともI/Fしています。この方法は、以前のシステムから構築されていた物ですが、ProntoNetはISDN/IPにも対応しているため、コーデック経由でのIP接続も可能にしています。

3 特注のV-Panel

既設の場所に設置する為、様々なV-Panelを特注で作成しました。また、持出し用としての小型V-Panelも作成。上記IP接続時のハンドキャリータイプとしても運用頂いています。

特注のV-Panel
特注のV-Panel
特注のV-Panelのアップ写真
特注のV-Panelのアップ

4 V-Panelを経由した本社OAタリー伝送

V-Panelの背面には、2回路のGPI/Oを装備しています。このGPI/Oを使用して、中継の乗り降りをスイッチングする本社の報道サブスイッチャのOA(オンエア)タリーを、V-Panel経由で送っています。

本社側でSW’er Outのタリー信号を局内設置のV-Panelに入力。このタリー信号をMatrix本体に渡し、出先のV-Panelにルーティングしています。V-Panelの背面には5Vの電圧も装備されていますので、出先でのインカム+タリーをV-Panel×1台で対応しています。

本社OAタリー伝送概念図
本社OAタリー伝送概念図
夜間モードスイッチ
夜間モードスイッチ

5 夜間モードスイッチ

18時以降の夜間勤務時間帯、放送部様では基本的にマスター勤務者が回線業務を兼任されています。少し離れた回線センターに呼びかけがあった際にも対応できるよう、「夜間モード」というLogicを組みました。

回線センターに設置されているV-Panelを、「夜間モード」のスイッチを押すことで、マスターグループのV-Panelに呼び出しがかかるようにルーティングしています。このモードにより、夜間もマスターの監視卓にいながら「夜間モード」で設定されているV-Panelの呼び出しに対応出来ます。

何度も何度も打合せとデモ・テストを繰り返し完成したシステムです。

ご紹介させて頂いた機能はほんの一部です。この他にも様々な仕様が詰め込まれており、何度も何度も打合せとデモ・テストを繰り返し完成したシステムです。また、今年に入ってからiPhone、iPadを使用したAPPのシステムを導入頂きました。画面上にV-Panel同様のアサインが反映され、日本中・世界中どこにいてもiPhoneがあれば、局内インカムの端末として使用可能です。特に報道中継には便利なシステムで、APP上でOA音声やN-1を聞く事も可能です。
他にもご紹介したい仕様がたくさんありますが(何ページあっても足りないくらいです!)、代表的な仕様のみ抜粋してご紹介させて頂きました。

関西テレビ放送 放送部 塚本様のコメント

「まず、局内で使用するインカムシステムそのものがしっかりしていて、安心して使用できています。しかし、Clear-Com Eclipseの素晴らしいところは、この基本的な部分が出来た上で、公衆IP網に接続して使用できる点です。旧システムもそうでしたが、KTVはISDN回線を使用して社外と通話できるシステムを構築しておりました。この部分は、トラブルは多々ありましたが、何とか実現していただきました。

そして今回、公衆IP網での使用ができるようになり、社外通話における更なる進化を遂げたと感じています。さらに、GPI/Oを利用したタリー伝送の応用は、ワーキンググループメンバーのアイデアにより発展させたインカムシステムの新規開拓で、唯一無二だと思われます。

私自身、ここまでできるとは思ってもみなかったので、正直驚いています。まさに、現場のニーズに答えたと言えます。このようなシステムを構築できたのは、本当に松田通商様のおかげだと思っております。我々の途方もない要求・追加事項・無理難題などに根気強くお付き合いいただき、多大なるご尽力をいただいた樫本様、技術スタッフの皆様に厚く御礼申し上げます。これから末永く使用していくと思われますので、今後ともよろしくお願いいたします!」

弊社担当 樫本のコメント

「関西テレビ放送様には、ご心配をおかけしたことも多々ありました。頭を下げたことも数えきれないくらいありました。でも、最後まであきらめずお付き合いいただいた結果、今回のシステムが完成いたしました。
関西テレビ放送様 主担当 放送部 塚本様 並びに各部署のご担当者様には、この場をお借りしてお礼申し上げます。本当にありがとうございました。」

関連リンク

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