導入事例│静岡放送様 2022.03.15

SBS静岡放送様 館内インターカムをClear-Com Eclipseで更新
SBS静岡放送様 館内インターカムをClear-Com Eclipseで更新

静岡放送様

業務内容:静岡県全域を放送対象地域としたAMラジオ・テレビ放送事業

導入製品:Clear-Com社 Eclipseシリーズ一式

静岡放送様の館内インターカム設備を最新のIP伝送方式を採用したClear-Com Eclipseに更新。

ラック内Eclipse HX-Omega
ラック内Eclipse HX-Omega

旧設備から最新のIP伝送方式へ

静岡放送ではこのたび、館内のインターカム設備をEclipseに更新しました。旧設備もEclipseでしたが、最新のIP伝送方式を高く評価して頂き、再度導入を決めて頂きました。

システム概要

Matrix本体はEclipse HX-Omega 1台に全館の連絡システムを集約しました。室間連絡系はIP伝送のIrisパネル、4W・電話などの外線系はインターフェイスを介して各パネルにアサインを可能にしました。制作系はGサブ、Nサブ、ラジオ系統も全て同じ本体に集約し、インターフェイス系は各サブに設置しました。中継用にはAgent-ICアプリケーションをスマートフォンにインストールしてフットワークを軽くしました。更にLQを中継用に購入し、どこからでも局内インターカムに4W回線をIP接続できるようにしました。

SBS静岡放送技術センター奥田様からのコメント

今回の設備導入にあたってSBS静岡放送のご担当、技術センター 奥田様から以下のようなコメントを頂きました。

弊社では今回の更新を機にマスター系と制作スタジオ系で分かれていたマトリクスをマスター側に集約させた「セントラル方式」に変更しました。クライアント端末はアナログ接続とIP接続が混在できるので、建屋の異なるラジオスタジオの端末をIP接続にして既存光トランク回線を流用することで工事費用が削減できました。インカム更新にあたり使い方に関しての社内トレーニングなどは特に行いませんでしたが、既設もクリアカムであったこともあり、カットオーバー後も現場から混乱の声もなく運用出来ております。

今後は中継先など社外からの連絡回線としてIP接続機能やAgent-IC、LQを活用することで臨時メタル線やINS回線を整理していければと考えております。

Clear-Com VI-PNL-12L
Clear-Com VI-PNL-12L
卓に埋め込まれているVI-PNL-12L
卓に埋め込まれているVI-PNL-12L

Clear-Com Eclipseはお客様のニーズに合った製品を今後もコンスタントに提供していきます。

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