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Communityスピーカーシステムがポーランドのシレジア競技場で採用
2018.04.26

Communityスピーカーシステムがポーランドのシレジア競技場で採用

ポーランドで最も有名なスタジアムであるシレジア競技場は、ヨーロッパで最も近代的なサッカー及びスポーツ施設の一つになるよう、全面改修されました。1956年にオープンしたオリジナルのスタジアムは、ポーランドの戦後再生のシンボルでした。このスタジアムは、ヨハン・クライフ、ジョージ・ベスト、クリスティアーノ・ロナウドなどのスポーツ界のレジェンド達にプレイされた、サッカーの歴史において重要で印象的な試合のいくつかを開催しています。また、U2、AC/DC、アイアン・メイデン、ローリング・ストーンズのようなバンドによる大規模なコンサートも開催されています。

Communityスピーカーシステムがポーランドのシレジア競技場で採用

いくつもの困難を乗り越え、2017年遂に完成

1993年にスタジアムは、ポーランドのナショナルサッカーチームの公式ホームになりました。シレジア競技場の再建は、時には困難を伴いました。2009年に始まったこのプロジェクトにおいて、新しい43000平方メートルの屋根は最大のハードルとなり、建設中その部分的な倒壊は、長い遅延と再設計につながりました。追加コストなどのいくつもの困難を乗り越え、2017年後半、遂に大改修を終えました。

新しい屋根に加えて、近代化には新しいスタンド、照明、ビデオスクリーン、サウンドシステム等が含まれます。その他の施設には、レストラン、食料供給業者、VIPボックスなどがあり、スタジアムのオリジナルであるスピードウェイトラックは、国際的なスポーツイベントを開催できる伝統的なトラックに置き換えられています。

ポーランドの厳しい冬に耐え得るスピーカー

最初のシステム設計は、ヴロツワフに拠点を置く音響研究所である、Pracownia Akustycznaのピオトル・コズラウスキー博士によって行われました。その後、ポーランドの販売代理店であるTommexに、設備選択のためアプローチしました。地元企業のNOMA2は、詳細な設置作業を実施しました。

測定により、空のスタジアムで0.45以上のSTIPAスピーチ了解度を含む仕様を決定しました。帯域幅が60Hz〜16kHzの場合、システムはスタンドで105dB、競技場で95dBを必要とし、それぞれのファンの推定レベルを10dB超えました。設計基準を満たし、音響仕様に適合するだけでなく、厳しい気象条件にも対応するスピーカーが必要とされました。シレジア競技場は通年開催地のため、サウンドシステムはIP55を満たさなければなりません。またなによりも、スピーカーエンクロージャーと金具は、厳しいポーランドの冬に耐え得るものでなければなりませんでした。

Communityスピーカーシステムがポーランドのシレジア競技場で採用

数多くのポーランドのスタジアムで実績があるCommunityを選択

Tommexは数多くのポーランドのスタジアムで、既に音響性能と全天候の信頼性が証明されている、Communityラウドスピーカーを選択しました。分散がうまく制御されているため、Communityスピーカーは仕様を超え、108dBのスタンドで平均レベルを達成しました。

観客用スタンドの主なシステムは8つのゾーンに分かれていて、119台のCommunity R2-52Z(3ウェイスピーカー)を利用し、40台のR6(バスホルン)で補われています。シレジア競技場の傾斜になった座席は、シアタースタイルのオーバーハングバルコニーを作り出し、バルコニー下の座席と歩道エリアは、61台のCommunity W2-2W8(全天候・ハイグレードスピーカー)でカバーされています。

競技場は4台のパワフルなR2-694Z(3ウェイスピーカー)でカバーされています。システム管理は、東側スタンドの解説室にあります。Danteプロトコルを使用して、オーディオ信号は、IRIS-Netネットワークの通信に使用される第3の光ファイバーと、2本のリダンダント・オプチカル・ファイバケーブルによって分配されます。

メインスタジアムシステムに加えて、スタジアムを囲む柱には80台のCommunityスピーカーが設置されています。40台のR.25-94Z(全天候・近距離向けスピーカー)は、スタジアムの壁を取り囲むギャラリーに向けられ、40台のENT-FR(3ウェイ・ラインアレイスピーカー)は、スタジアムと会場の周囲フェンスと入り口ゲートの間をカバーします。

緊急時にも群集のコントロールとファンの避難を効率的に

スタジアムにある屋内の部屋とパブリックエリアは、108台のCommunity I/O8(2ウェイスピーカー)と88台のDS8(壁・天井取付用スピーカー)で覆われています。シレジア競技場のすべてのサウンドシステムは、オーディオ警告システムと完全に統合されています。必要に応じサウンドシステムを使用して、緊急時には群衆のコントロールと避難を効率的に行うことができます。

ポーランドのナショナルサッカーチームは2018年3月27日にシレジア競技場に戻り、現代的なインフラと施設を楽しんでいます。競技場は現在、ヨーロッパで最も近代的なサッカー場となっています。

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