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香港のアジア最大スクリーンにRenkus-Heinzが採用
2018.05.02

香港のスクリーンにRenkus-Heinzスピーカーが採用

都会の環境で屋外音響をデザインすることは、騒音公害に関する法律に背くことなしに交通騒音や都会生活における日常的雑音に対抗する必要性など、特有の困難に直面することを示します。導入は香港島の歴史の中でも最も目立つAVプロジェクトの1つで、最も繁華な大通りに位置するアジア太平洋最大のLEDスクリーンであるため、こうした困難がより深刻になります。

香港のスクリーンにRenkus-Heinzスピーカーが採用

香港・銅鑼湾で必見の、幅230フィート(約70m)、高さ53フィート(約16m)のビデオスクリーンは、堂々と都市のアイコンであるSOGOデパート旗艦店の外装を装飾しています。見栄えのよいスクリーン音響は、高度にターゲットを絞り透過させる2台の12フィート(約3.7m)のRenkus-Heinz IC Live トリプルコラムラインアレイです。

ihD Ltdの社長であるイアン・ハリス氏はプロジェクトにアドバイスしており、導入にあたっての騒音の拡張にすぐに気付きました。「通常レベルで75dBA~85dBAの騒音を路上で測定しました。したがって、最大の困難は、このレベルの背景騒音で、他の業者や地元有力者の不平をもたらすことなく、人々に音やスピーチを伝えることだということに気が付きました。」と彼は説明します。

したがって、ハリス氏と彼のチームの義務は、鮮明で一貫した音を伝達し、かつ、その音を向けられた通行人にだけ届けるということを確実にすることでした。

「これらの理由で、ビームステアコラムラインアレイでなければなりませんでした。」ハリス氏は続けます。「Renkus-Heinz IC Liveはまさに低周波数の低音を拡張することができる唯一のものです。」

ハリス氏はEASEモデリングを採用し、最終的にはIC Liveトリプルコラムアレイ3台ずつの2つの柱を構成するというシンプルな解決法に至りました。「われわれは熱帯暴風雨や台風、またそれほど荒れない時期であっても、海からの塩を含んだ雨に直面します。したがって、スピーカーは耐候性加工で設置されました。」とRenkus-Heinz販売代理店であるCAH Professional Soundのパトリック・リャン氏は言います。

導入は、ハリス氏と彼のチームが慎重にシステムを実行に移し始めた後の夏の期間に行われました。「システムが他店舗の活動を妨げないよう非常に気を遣いながら、交通騒音レベルから5dB上回らない程の低レベルから始めました。」と彼は強調します。

新しいシステムは、事前に録音された広告やメッセージを伝達するだけでなく、ショップフロアや路上でのライブインタビューの伝達や、周辺に多機能カメラやマイクの設置をもたらすことが期待されています。

ハリス氏は結論づけます。「このシステムは音がよく聞こえます。範囲決定のため信号を圧縮する処理の使用はわれわれにとっても大いに役立つでしょう。」

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