【製品アップデート】Lightware MX2シリーズが5K解像度に対応
2025.7.18

このたび、弊社取扱ブランドであるLightware社製マトリックススイッチャー「MX2」シリーズが、最新ファームウェアのアップデートにより、5K(5120×2160)解像度をサポートするようになりました。本アップデートはすでに提供が開始されており、ご導入済みのMX2シリーズ製品でも、ハードウェアの変更やケーブルの交換といった物理的な作業を一切行うことなく、5Kウルトラワイド解像度への対応が可能となります。
5K解像度対応
今回の5K解像度対応は、21:9というウルトラワイドアスペクト比を前提としたAV環境の普及に呼応する、極めて実用的な進化です。Microsoft TeamsのFront Rowレイアウトをはじめとする最新のコラボレーションプラットフォームでは、横に広い表示領域を活用した複数コンテンツの同時表示や、並行するワークフローの可視化が求められています。今回のアップデートにより、MX2シリーズはそうしたニーズに応える最適な映像信号処理を実現し、より洗練された映像環境の構築を可能にします。
本アップデートにより、HDMI 2.0(30Hz 4:4:4 または 60Hz 4:2:0)およびDisplayPort 1.2(30Hz 4:4:4)経由で、5K(5120×2160)映像信号の入出力が可能となります。特に、複数ウィンドウの同時表示が必要なコラボレーションスペースや、リアルタイム監視、映像のレイヤー表示を伴う環境において、その真価を発揮します。
MX2の今後
MX2シリーズは、4K60 4:4:4の非圧縮スイッチング、超低遅延処理、高度なEDID管理など、信頼性の高い基本性能を備えたマトリックススイッチャーとして、放送、企業、教育、医療、公共機関など多様な分野で幅広く採用されています。今回の5K解像度のスイッチングを可能にするアップデートは、その堅牢なプラットフォームを基盤に、新たな映像ニーズに対応する大きな進化であり、MX2シリーズが次のフェーズに進んだことを示すものです。
MX2シリーズをご利用中のお客様へ
すでにMX2シリーズをご利用中のお客様は、Lightware公式ウェブサイトより最新ファームウェアをダウンロードいただけます。ぜひ本アップデートをご活用いただき、より高度な映像環境の構築にお役立てください。