FlashBoard

FlashBoard (フラッシュボード)は、TallyManと連携して、または独立して動作するスタジオサイネージおよびインフォメーションディスプレイのソリューションです。

スタジオ運営で必要なキュー/オンエアランプや時計の情報の他に、演者やスタッフへの情報を表示できるほか、タッチスクリーンに対応していますので、インタラクティブなサイネージとしてスタジオ設備をDX化してブランディングを強化できます。

主な特長
  • TMVPをベースとした強力なGUI作成環境を提供

  • キューランプ/時計/タイマー/グラフィックス/Web/SNS/Excel等のデータを配置および表示

  • TallyManまたはFlex Control Network®やサードパーティ制御システムとも連携

  • タッチスクリーンと直接接続できるFlashBoard Nodeでスタジオ全体の情報をIPで構築

  • Windows® PCまたはタブレット毎のライセンス販売

  • テレビスタジオ以外にもラジオスタジオ、監視センター、国際会議場など広範囲な応用が可能

IP/ベースバンド制御ワークフロー

画面応用例

下図はFlex Control Network®でクラウドベースの配信システムと既存のMCRシステムをインテグレートするワークフローの参考例です。

システムは、AWS Elemental Cloud APIとSCTE 104プロトコルを実装したGTP-32コントロールプロセッサがAWS Elemental Cloudを制御して、MCRからはVDCPプロトコル対応のビデオサーバーのように見えるようになるので、MCRの自動送出制御からイベントを組めるようにしています。

また、MCRから正/副のSCTE 104のメッセージをGTP-32を冗長化スイッチとして動作させてSCTEインサーターに渡す動作をします。Flex Control Network®は同時配信システムをシームレスにインテグレートします。

  • AWS Elemental Cloud APIとVDCPを実装したGTP-32は、MCRにAWS Elemental CloudをVDCP対応ビデオサーバーのように仮想化

  • MCRの自動送出制御装置やCP-30トランスポートコントロールパネルからは、Elemental Live Nodeに送る番組をビデオサーバーのクリップのように登録および送出制御

  • SCTE 104制御プロトコルとA/Bスイッチオプションを実装したGTP-32は、MCRから送られてくる冗長化されたSCTE 104メッセージを制御してSCTEインサータに出力

  • SCTE 104エミュレータも実装できるので、SCTEのメッセージを監視したり、MCRに代わってメッセージを送ることも可能

  • USP3-16にあらかじめプリセットされたSCTE 104メッセージを送出できるので、簡易的な制御および検証を実行

  • USP3-16でSCTEのエラーをハンドリングできるので、エラーステータスをTallyManに渡してTMVPにステータスを表示可能

クラウドベース制御ワークフロー

ユニバーサルスイッチパネル

USP3-16│ユニバーサルスイッチパネル

1RU 16 LCDボタンプログラマブルコントロールパネル

  • GTPプロセッサのコントロールパネルとして、またはスタンドアローンで動作

  • Web UIにでの設定、およびWebコントロールパネル機能

  • SNMP送受信/テキストおよびHEX/HTTPの送受信/SCTEメッセージ送信

  • イベントのロジック (ブーリアン/ディレイ/条件分岐/タイマー) 制御

仕様

LAN/SERIAL

100BASE-T x1/RS422/232 D-sub 9Pメス #4-40 x1

GPI x16

フォトカプラ D-sub 25Pメス #4-40 x2

GPO x16

オープンコレクタ D-sub 25Pメス #4-40 x2

外形/質量

482.6mm (W) x 44.4mm (H) x 190.5mm (D)/ 2.5kg

電源

DC 12V x2/ 最大29W

USP3-8D│ユニバーサルスイッチパネル

デスクトップ 8 LCDボタンプログラマブルコントロールパネル

  • GTPプロセッサのコントロールパネルとして、またはスタンドアローンで動作

  • Web UIにでの設定、およびWebコントロールパネル機能

  • SNMP送受信/テキストおよびHEX/HTTPの送受信/SCTEメッセージ送信

  • イベントのロジック (ブーリアン/ディレイ/条件分岐/タイマー) 制御

仕様

LAN/SERIAL

100BASE-T x1/RS422/232 D-sub 9Pメス #4-40 x1

GPI x8

フォトカプラ D-sub 25Pメス #4-40 x1

GPO x8

オープンコレクタ D-sub 25Pメス #4-40 x1

外形/質量

165mm (W) x 44.5mm (H) x 165mm (D)/ 680g

電源

DC 12V x1/ 最大25W

USP3-SBX│ユニバーサルスイッチパネル

デスクトップ アサイナブル30 LCDボタン+16 Fキープログラマブルコントロールパネル

  • GTPプロセッサのコントロールパネルとして、またはスタンドアローンで動作

  • Web UIにでの設定、およびWebコントロールパネル機能

  • SNMP送受信/テキストおよびHEX/HTTPの送受信/SCTEメッセージ送信

  • イベントのロジック (ブーリアン/ディレイ/条件分岐/タイマー) 制御

仕様

LAN/SERIAL

100BASE-T x1/RS422/232 D-sub 9Pメス #4-40 x1

GPI x16

フォトカプラ D-sub 25Pメス #4-40 x2

GPO x16

オープンコレクタ D-sub 25Pメス #4-40 x2

外形/質量

292mm (W) x 82.6mm (H) x 209.6mm (D)/ 2kg

電源

DC 12V x2/ 最大25W

IP Control Buddy™

IP Control buddy™ (アイピー・コントロール・バディ)は、コンパクトでありながら、コントロールシステムが必要とする多くのソリューションを提供するコントロール製品です。

この小さなパネルで、Ethernet、RS422/232のインターフェースを持ったデバイスに対し、LCDボタン、Webページのボタン、およびGPIをトリガーとして、GPO、ASCII/HEX、SNMP、およびHTML/XMLコードを送受信できますので、放送市場のみならず、IT/メディカル/防衛など、あらゆるアプリケーションにおいて、フレキシブルで高機能なリモートオペレーションを構築することができます。

コントロールの設定はWebブラウザで行え、イベントをロジックで組むことも、ログでイベントを管理することもできますので、お客様のシステムと容易にインテグレートすることができます。

  • 4x GPI/4x GPO, RS422/232ポート, 100BASE-Tポートを装備

  • GPIO, ASCII/HEXコード, SNMP, HTML/XML/JSONコードを送受信するイベントを作成

  • 各イベントをRS422/232ポートおよび100BASE-Tポートで送受信

  • イベントのON/OFFの状態を48個のメモリーに保存してトリガーとして使用可能

  • GPI, LCDボタンのアクション, イベントにブーリアン/ディレイ/条件分岐/タイマーのロジックをプログラム可能

  • FLEX CONTROL NETWORK® のGTPプロセッサやUSP3スイッチパネルのイベントを受信して実行

  • イベントログを表示可能

  • PoEで電源を供給。オプションのACアダプタでの動作も可能

リモートプロダクションワークフロー

下図はIP Control buddy™でリモート側のCCUへタリー情報をIPネットワーク越しに伝送するワークフローの参考例です。IP Control Buddy™のEB-44は、スイッチャーからのタリーの接点情報を取得して、UDPでリモート側のEB-44に伝送します。リモート側のEB-44は、タリーの接点情報をCCUに供給する最もアフォーダブルなソリューションです。

リモートプロダクションワークフロー
  • スイッチャーの代わりにEB-44のLCDボタンからタリーを生成可能

  • スイッチャーからのタリー接点情報のステータスをLCDボタン上に表示可能

  • RS422シリアルタリーも伝送可能

BMD HyperDeckリモートコントロールソリューション

下図はIP Control buddy™でBlackmagic DesignのHyperDeckシリーズのレコーダーをIPネットワーク越しに制御するワークフローの参考例です。

HyperDeckシリーズは、ソニー9P VTRプロトコル(RS422)を実装していますが、RS422をEthernetに変換してIPネットワークに接続すると、ネットワークのレイテンシーによってはACKがタイムアウトしてしまい制御ができなくなる場合があります。HyperDeckシリーズは、Ethernetにテキストコマンドで制御できる機能を持っていますので、IP Control Buddy™のASCIIコマンドを伝送する機能を用いて、IPネットワーク越しに制御することができます。

※ ソニー9P VTRプロトコルを使用してIPネットワーク越しに制御する場合は、タイムアウトに対処できるいHi Tech SystemsのaltuSシリーズ VTRコントローラーが最適です。

リモートプロダクションワークフロー
  • EB-44のLCDボタンにPLAY/SREC等のASCIIコマンドを割り当て可能

  • HyperDeckシリーズのステータスをLCDボタン上に表示可能

IP Control Buddy™ ラインナップ

EB-44│IP Control buddy™

4x LCDボタン付 4x GPIO/Ethernet/シリアルデータコントローラー

  • EB-44-RH : 横型 EB-44

  • EB-44-RV : 縦型 EB-44

仕様

LAN/SERIAL

100BASE-T x1/RS422/232 ユーロブロック 6P x1

GPI x4

フォトカプラ ユーロブロック 6P x1

GPO x4

オープンコレクタ ユーロブロック 6P x1

外形寸法

120.7mm (W) x 38.1mm (H) x 50.8mm (D) -RH

38.1mm (W) x 120.7mm (H) x 50.8mm (D) -RV

電源

DC 12V ACアダプタ(オプション) x1またはPoE/ 最大15W

EB-42│IP Control buddy™

2 LCDボタン付 4x GPIO/Ethernet/シリアルデータコントローラー

  • EB-42-RHA : 横型 EB-42 左寄せ等間隔ボタン配置 (上段)

  • EB-42-RHB : 横型 EB-42 中央寄せボタン配置 (中段)

  • EB-42-RHC : 横型 EB-42 両端ボタン配置 (下段)

  • EB-42-RVA : 縦型 EB-42 上寄せ等間隔ボタン配置 (左)

  • EB-42-RVB : 縦型 EB-42 中央寄せボタン配置 (中)

  • EB-42-RVC : 縦型 EB-42 両端ボタン配置 (右)

仕様

LAN/SERIAL

100BASE-T x1/RS422/232 ユーロブロック 6P x1

GPI x4

フォトカプラ ユーロブロック 6P x1

GPO x4

オープンコレクタ ユーロブロック 6P x1

外形寸法

120.7mm (W) x 38.1mm (H) x 50.8mm (D) -RHx

38.1mm (W) x 120.7mm (H) x 50.8mm (D) -RVx

電源

DC 12V ACアダプタ(オプション) x1またはPoE/ 最大15W

EB-41│IP Control buddy™

1 LCDボタン付 4x GPIO/Ethernet/シリアルデータコントローラー

  • EB-41-RH : 横型 EB-41

  • EB-41-RV : 縦型 EB-41

仕様

LAN/SERIAL

100BASE-T x1/RS422/232 ユーロブロック 6P x1

GPI x4

フォトカプラ ユーロブロック 6P x1

GPO x4

オープンコレクタ ユーロブロック 6P x1

外形寸法

120.7mm (W) x 38.1mm (H) x 50.8mm (D) -RH

38.1mm (W) x 120.7mm (H) x 50.8mm (D) -RV

電源

DDC 12V ACアダプタ(オプション) x1またはPoE/ 最大15W

EG-4│IP Control buddy™

4x GPIO/Ethernet/シリアルデータコントローラー

LCDボタンが必要の無いアプリケーションでお使いいただけます。

仕様

IP Control Buddy™ オプション

EB-4X-DBB│マウンティングブラケット

EB-4Xシリーズを水平または垂直に実装するためのブラケット

垂直取付時にはEB-4X-RVシリーズを選択してください

CP-30 トランスポートコントロールパネル

CP-30は、GTPシリーズコントロールプロセッサと組み合わせて使用することで、最大32チャンネルのビデオサーバーのプレイアウトチャンネルをコントロールすることができます。クリップの作成(REC)、クリップのロードおよび再生を個別のチャンネルで行えるほか、キーとフィルのチャンネルを同期して再生させたり、最大8つのチャンネルのギャンギングして再生したりすることができます。

  • 100BASE-Tポートを装備。GTPプロセッサとLAN/WAN接続

  • VTRモード (GTPプロセッサに実装されたVTR/DDRプロトコルで動作)

  • CLIPモード (GTPプロセッサに実装されたビデオサーバープロトコルで動作)

  • ジョグ/シャトルホイール装備

  • マークイン/マークアウト/ラスト/ネクストキーでキュー点を作成および呼び出し

  • 操作イベントをログとして記録

  • Web UIで初期設定、およびチャンネルアサイン

CP-30│トランスポートコントロールパネル

32チャンネル VTR/DDR/ビデオサーバーコントロールパネル

注) 別途GTPプロセッサが必要

仕様

画面

7インチ LCDタッチスクリーン

Ethernet

100BASE-T RJ45 x1

USB

USB 2.0 TYPE-A x1 (PCキーボード接続用)

HDMI

TYPE-A x1

外形寸法

190.5mm (W) x 184.2mm (H) x 241.3mm (D)

電源

DC 24V x2/ 最大??W

ST600-KIPRO トランスポートコントロールパネル

ST600-KIPROは、AJA Video SystemsのKi Proシリーズデジタルレコーダー専用のリモートコントロールパネルです。Ki ProとはEthernetで接続して、最大4台のKi Proを個別、または同時にコントロールすることができます。Ki Pro Ultra 12Gであれば、クリップの作成(REC)、クリップのロードおよび再生(PLAY)、最大20個のキュー点のマーク/リコールができます。

注) Ki Pro Go/Ki Pro Rackは、PLAY/STOP/RWD/FWD/RECの制御のみとなります。

  • Ki Pro上のクリップのリストを表示し、クリップを選択してロード

  • クリップの名前を付けて作成、およびREC

  • トランスポートコントロールおよびループ再生モード

  • ギャングRECおよびPLAY

  • Ki Pro毎に20個のキュー点

  • マークキュー:クリップ名とタイムコードを保存

  • リコールキュー:クリップをロードして、キュー点のタイムコードにセット

ST600-KIPRO│トランスポートコントロールパネル

4チャンネル Ki Proシリーズコントロールパネル

仕様

松田通商株式会社
〒107-0062
東京都港区南青山3-3-15 MTCビル
TEL.03-5413-4611
平日9:00~18:00(土日祝日休業)