導入事例│国⽴大学法人東京工業大学様 2021.11.15
国立大学法人東京工業大学様
業務内容:創⽴から140年の歴史をもつ国⽴大学であり、⽇本最高峰の理工系総合大学です。大岡山、すずかけ台、田町の3つのキャンパスに学士課程約4,900人、大学院課程約5,600人の学生が学び、うち、約1,800人が海外からの留学生です。学生の教育研究を支えるのは約1,100人の教員と約600人の職員です。21世紀、理工系大学の役割は無限に広がっています。世界を舞台に科学技術の分野で活躍できる人材の輩出と地球規模の課題を解決する研究成果によって社会に寄与し、長期目標である「世界最高の理工系総合大学」の実現を目指します。
導入製品:ClearOne BMA CT ×2、Converge Pro2 48T ×1
導入経緯
今回、石川台4号館の稼働率の高いセミナー室には、新常態に合わせた対面・オンラインのハイブリッド型の会議・講義・セミナーが実施できる環境の構築が必要でした。このセミナー室は幅:約6.3m、奥行:約10mと⽐較的タテに長い空間となっており、講義の形態によってセミナー形式もあり、4~5人のグループを複数作りディスカッションを行う形式もあり、部屋のどの場所でも声を均⼀に集音できることが求められました。教員様の⽅でも様々なマイク製品を探されている中で、シーリングタイル型マイクロフォン製品であるBMA CTに着目頂きました。
導入ポイント
1台目のBMA CTは部屋前半分側のエリアを集音し、2台目のBMA CTは後ろ半分側のエリアを集音します。さらに、各BMA CTにはシーリングスピーカーが2台ずつ接続されており、均⼀な集音と同時にそのスピーカーからWEB会議相⼿先音声がエコーキャンセル出力されます。そのため部屋の⼀番前でも⼀番後ろに座っていても、声を張り上げる必要もなく自然な発話で相⼿とコミュニケーションすることが可能となりました。また、このセミナー室には既存設備としてワイヤレスハンドマイクや天吊りフロントスピーカーも設置されていましたが、これらの設備系統もオーディオDSP Converge Pro2 48Tに集約接続し、ワイヤレスハンドマイクの自室拡声とWEB会議相⼿先への送信、AV音声の出力を同時に運⽤可能です。シーリングスピーカー⽤のパワーアンプも不要で⼤変コストパフォーマンス高く構築することができました。
構成概要