Auri™―Auracast™ 音声配信システム

Auri™(オウリ)は、Bluetooth® Low Energy Audio(LE オーディオ)の新機能であるAuracast™(オーラキャスト)ブロードキャストオーディオを利用したワイヤレス音声配信システムです。専用のレシーバーまたはAuracast™対応デバイスを使用して、Auriトランスミッターから送信されたAuracastオーディオを受信することができます。
Auriシステムは、トランスミッター、レシーバー、ドッキングステーションで構成されており、トランスミッターは様々な会場や用途に合わせた入力音声を、最大2chの放送に割り当てることができます。オーディオの受信台数制限はありません。

オーディオソース
Auriトランスミッターにオーディオソースを接続

トランスミッター
Auriトランスミッターがオーディオを送信

レシーバー
AuriレシーバーまたはAuracast™対応デバイスで
オーディオを受信

*Auri™トランスミッターは、RX1レシーバーを使用した場合、半径約30~40mの範囲でRSSI(受信信号強度インジケータ)が-70dBmとなるカバレッジを提供します。
ただし、実際の性能は会場の構造や人の密集度など、さまざまな要因の影響を受けます。
より広いエリアをカバーしたい場合、複数のトランスミッターを使用したリピーター機能によりカバーエリアを拡大することができます。
Auri™の解説を動画でみる▼
Auri 接続例
基本的なAuri接続例

Auri リピーター接続

1台のトランスミッターでカバーできない場合でも、複数台を接続することで広範囲のエリアに対応可能です。ユーザーが電波到達範囲を離れて信号が切断された場合、レシーバーは自動的にスキャンを行い、最も信号の強い別のトランスミッターに再接続します。
▶ 同一音声を複数のトランスミッターで同時に放送するには、3つの方法があります:
同じアナログオーディオソースを各トランスミッターに接続
DANTEオーディオを接続し、Dante Controllerを使用して同じ音声を複数のトランスミッターに送信
すべてのトランスミッターを同じネットワークに接続し、専用ソフトウェアから「ネットワークオーディオ」入力を使用
※上記すべてにおいて、放送に同一の放送名と暗号化設定を使用する必要があります。
LINE UP
LA-404│片耳イヤホン
片耳装着用イヤホン。
LA-401│片耳イヤースピーカー
開放的なデザインで、送信された音声だけでなく、外部の音も聞くことができる片耳用イヤースピーカー。
LA-402│ステレオヘッドフォン
優れたステレオ音質と快適なフィット感を提供する両耳用ヘッドフォン。
LA-438 / LA-439│ネックループ
LA-438(大人用)、LA-439(小人用)。首にかけることができ、音声信号をワイヤレスでテレコイルを搭載した補聴器や人工内耳に送信します。
LA-470│Auriネックループ
首にかけることができ、音声信号をワイヤレスでテレコイルを搭載した補聴器や人工内耳に送信します。3.5mmイヤホンジャックを装備。
LA-382│ケーブル管理ユニット
ドッキングステーションに接続でき、ヘッドセットやネックループのケーブルを整理して管理できます。
LA-367│交換バッテリー
AURI-RX1用の交換用リチウムポリマーバッテリー(3.7V-750mAh)。
*Bluetooth®ワードマークおよびロゴは、Bluetooth SIG, Inc.の登録商標です。 Auracast™ワードマークおよびロゴは、Bluetooth SIG, Inc.の商標です。