MTVビデオ・ミュージック・アワードにてClear-Com FreeSpeak II採用
2016.09.02

MTVビデオ・ミュージック・アワードにてClear-Com FreeSpeak IIが採用されました

ニューヨークとラスベガスに拠点を置くファイヤーハウスプロダクションズは、Clear-Com FreeSpeak IIデジタルワイヤレスインターカムを採用しました。

2016年8月28日、ニューヨークのマディソンスクエアガーデンで開催された、MTVビデオ・ミュージック・アワード(以下VMA)。このVMAで人々のコミュニケーションをサポートしたのが、FreeSpeak IIでした。VMAでは音楽界のスターたちのパフォーマンスやインタビューが、数多く行われます。

広いエリアをカバーしなければいけないことや、多くの2.4GHzデバイスが同時に稼働する中で、ファイヤーハウスプロダクションズは、FreeSpeak IIが20台のトランシーバーアンテナと25台のワイヤレスベルトパックにより、マディソンスクエアガーデン全体をカバーすることに自信を持っていました。

「アメリカにおける音楽市場の一大イベントであるVMAは、ライブでプロデュースすることがとても大変です。ステージやステージ裏、アリーナ全体で様々な行事が行われているので、FreeSpeak IIを使用しているステージマネージャーが20人います。そしてステージマネージャーのリーダーであるギャリ―・フッド氏が、すべてに指示を出しています。

「FreeSpeak IIでは20台の子機、それに加え5台の技術用子機を使用可能とし、使用できない場面はありませんでした。事前にうまく使用できることは、FreeSpeak IIのサイト監視モードのおかげでわかっていました。」こう話すのは、ファイヤーハウスプロダクションズのコミュニケーション部門のディレクターです。

「2000年よりVMAに機材を色々な形で搬入しています。例年は有線とワイヤレスを混合させた、巨大システムを必要としていました。FreeSpeak IIのCトランシーバーアンテナを追加することにより、ワイヤレスのカバー範囲が広がります。Clear-Com E-Que-HXフレームカードを2枚、Eclipse HX-Deltaデジタルマトリックスに装備したことで、すべてのエリアをカバーできるワイヤレスシステムを作成することができました。1.9GHz帯と2.4GHz帯の帯域での使用が可能で、高周波が飛び交う場所での使用に適しています。」

さらに「今回はFreeSpeak IIを1.9GHz帯で使用しました。そうすることにより、大切なコミュニケーションをUHF帯域で行う必要がなくなりました。また照明やWi-Fiデバイス用に、2.4GHz帯域を開けることができました。」と語ります。ベルトパックが18時連続稼働できる点も評価されました。それぞれのベルトパックは5チャンネルのうち2chを割当コントロールし、底面にLEDライトを装備しています。

自在に割当可能なベルトパックなので、ステージマネージャーを共通のチャンネルに置くことができ、残りの4チャンネル分を関わりのあるグループに紐づけすることができます。VMAの生中継を成功させるためには、細かいところまで完璧でなければなりません。ファイヤーハウスプロダクションズのチームにとって、FreeSpeak IIワイヤレスシステムを設置することでストレスなく運営することができました。

Clear-Comのセールスマネージャーはこうコメントしています。「Clear-ComはFreeSpeak IIが、MTVビデオ・ミュージック・アワードのような大きなイベントで使用されていることを、大変光栄に思います。今回FreeSpeak IIワイヤレスシステムは、様々な授賞式や生中継の現場で問題なく使用されました。ライブイベントが行われる場で、Clear-Comのワイヤレスシステムはスタンダードな製品になっています。」

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