「YEAR IN REVIEW 2016」から見るClear-Comの革新と役立つ情報
2017.05.25

Clear-Comの革新

先日のNAB SHOW 2017出展に際してClear-Comより「YEAR IN REVIEW 2016」が配信されました。13もの新製品リリースや数々の技術革新など2016年もめざましい進化を遂げたClear-Com。気になる内容の一部をピックアップしてご紹介します。

●「YEAR IN REVIEW 2016」全文をご覧になりたい方はこちら(英文)

Clear-Com Year in Review

2016年の取り組みと技術革新

冒頭のサイモン氏(Clear-Com製品管理ディレクター)のコメントではClear-Comの取り組みとインターカムの技術革新に触れています。
「私たちはIPベースの製品における構造上の課題に取り組み、LQインターカムのインターフェイスやマトリックスフレームへのIPリンキング、管理システムにおいて強化したIP能力を存分に活かし解決しました。2016年はインターカムソリューションの改善に注力し、IFBルーターをアップグレード、デジタルパーティーラインにPoEを、そしてワイヤレスシステムに新ファイバー接続オプションを取り入れました。2016年はAudio-over-IPがついにAES67規格のDanteに決定した年でもあり、マトリックス用のDanteカード(2017年リリース予定)によって2017年もわくわくした一年となることでしょう。※中略」

2016年も世界各国で多数の導入実績

夏季オリンピックで多くの放送局にClear-Comが導入されたニュースは松田通商HPでもご案内しましたが、その他にもこの年はIBC ShowのホールにてHelixNet、Eclipse-HX、FreeSpeakIIが使用されたり、ブルーマン・グループのショーや中国・武漢市のレッドランタン劇場で行われるThe Han ShowのライブプロダクションにClear-Comが導入されるなど、様々なフィールドにてコミュニケーション・ソリューションを提供しました。Clear-Comウェブサイトでは多くのケーススタディーを掲載していますのでぜひご覧ください。

2016 Summer Olympics
COMM'N SENSE Homepage

ブログやYouTubeで有意義な情報を発信

Clear-ComではComm’n Senseというブログをたちあげ、様々な産業に特化したテクノロジーをご紹介しています。具体的な製品例や文献から、カスタマーのインターカムニーズをどのようにサポートできるのか理解を手助けしています。一年を通して様々なテクノロジートピックスが取り上げられ、専門家の投稿やClear-Comのフィールドスタッフのレポート、システム図などを交える形で有意義な情報が発信されています。例えば最新の記事では、2つのコミュニケーションタイプ「Simplex(片方向の通信方式)」と「Duplex(双方向の通信方式)」の違いや、Audio-over-IPネットワークの様々な規格を取り上げています。過去の記事ではWi-Fiをテーマに、名称の意味やその技術、データセキュリティー問題など掘り下げてご紹介しています。英文ですが役立つ情報がたくさん掲載されています。YouTubeのClear-Comチャンネルでは役立つ動画を載せていますのでこちらもぜひご覧ください。

●「COMM'N SENSE」はこちら

●「YouTube Clear-Comチャンネル」はこちら

Trilogy社の買収

2016年はClear-Comがtrilogy社を買収した年でもありました。Trilogy社はインターカムソリューションのプロバイダーで、放送・防衛・工業の部門に実績を持っており、Clear-Comはこの買収により放送業界においてその存在を強め、防衛・工業の分野にも介入していくことを期待しています。Trilogy社との協力によりさらなる技術向上を期待できます。

Trilogy Logo

業界をリードし躍進し続けるClear-Com。日本でも多くの方が利用しており、シェアNo.1を誇っています。松田通商ではClear-Comの役立つ情報を今後も発信してまいります。

松田通商株式会社
〒107-0062
東京都港区南青山3-3-15 MTCビル
TEL.03-5413-4611
平日9:00~18:00(土日祝日休業)