万里の長城マラソン2016の中継をClear-Com Eclipseがサポート
2018.05.09

万里の長城マラソン2016の中継をClear-Com Eclipseがサポート

コミュニケーションシステムのリーディングカンパニーであるClear-Comは、中国で開催された「万里の長城マラソン2016」のテレビ中継サービスにおける、通信技術サポーターに選ばれました。このマラソンでは、何千人もの選手が伝説のランドマークを28.1マイル(45.195キロ)走ります。

マラソンの様子を全世界に生中継

万里の長城マラソンの報道は、中国のメディア会社Sinaによって全世界に生中継されました。このユニークなスポーツイベントをカバーするために、Clear-ComはEclipse HXデジタルインターカムマトリックスを提供し、プロダクションチームと接続しました。

IVC-32-HXフレームカードを使用しAgent-ICアプリを配備

IVC-32-HXフレームカードを使用して、iOSデバイス用のClear-Com Agent-ICアプリを配備し、プロダクションチームがAppleスマートフォンを経由し現場で使用できるようにしました。Agent-ICアプリは、iOSデバイスをユーザ用の2ウェイ・デュプレックス・インターカムに変換し、メインインターカムシステムとIPベースのVシリーズコントロールパネル上の他のユーザと接続します。

IVC-32-HXフレームカード

Agent-IC搭載スマホでスタッフをつなぐ

Clear-Comインターカム機器は、技術サポート会社の1つである、Beijing Longway Broadcast テクノロジー・カンパニーによって提供され、管理されていました。Longwayは、毎年数十件のマラソンと自転車レースをサポートする、中国の大規模な屋外スポーツイベントの重要な放送会社です。IPベースのシステムは、北京のプロダクション施設でEclipse HXを、マラソンのスタートラインとフィニッシュラインでAgent-IC搭載スマートフォンを持った20人を接続しました。

IP対応のEclipse HXシステムとAgent-ICアプリが安全なインターカムサービスを提供

「長距離の屋外イベント放送は一般的に、シンプルなインターカムシステムを使用します。このような有線システムは、限られた機能性と範囲を提供するのが一般的であり、放送イベントを編成し管理するディレクターにとっては非常に不便です。」とLongwayのプロダクションディレクターであるヤン・ショウ氏は述べます。

「対照的に、IP対応のEclipse HXシステムとAgent-ICアプリは、屋内のスタジオでしか見つからない、安全で信頼性の高いデュプレックス・インターカムサービスを提供してくれました。IPベースのシステムにより、屋外で効率的かつ効果的に広いエリアをカバーすることができました。」

Longwayは、Clear-Comのパフォーマンスに非常に感銘を受け、TDQLサイクリングレースなど、2017年に予定されている大規模な屋外イベントすべてをカバーするために、Clear-Comを使用する予定です。

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