ベルギーのウォーターパークにRenkus-Heinzのスピーカーが採用
2018.05.24

ベルギーのウォーターパークにRenkus-Heinzのスピーカーが採用

近年、ヨーロッパ全域で屋内ウォーターパークの人気が高まり、十分な夏のない地域で年間スイミングが行われています。ヨーロッパのほとんどのウォーターパークでは、ガラス壁やヤシの木が盛んですが、ベルギーのプロップサランド(Plopsaqua)はやや異なったアプローチを取っています。

ベルギーの人気テーマパーク、プロップサランド・デ・パンネ

ベルギーにある人気のテーマパーク、プロップサランド・デ・パンネの一部であるプロップサランドには、4000平方メートルの亜熱帯の環境があり、65フィートのスカイドロップ、インタラクティブなディスコスライド、波や雷、稲妻が起こる『嵐のプール』が併設されています。

頭上を通過する嵐の錯覚を作り出すためRenkus-Heinzが活躍

プロップサランドのプロジェクトマネージャー、スティーブン・ヴァン・キャンプ氏は「従来の屋内スイミングプールの建設は望んでいませんでした。私たちは閉鎖工事を選択することによって、特殊効果を導入しコントロールすることができました。」と言います。

ベルギーのウォーターパークにRenkus-Heinzのスピーカーが採用

音響システムをデザインしたFACEと照明デザイナーにより、嵐のプールには、頭上を通過する嵐の錯覚を作り出すため、16台のRenkus-Heinz CFX81(2ウェイ・コンパクト・ラウドスピーカー・システム)が装備されています。

「徐々にフェードアウトする前に、嵐のプールの上を移動し、15×15メートルのレインシャワーゾーンの上で爆発する、本物の雷雨を作り出すことが課題でした。」とFACEのプロジェクト部門責任者、スティーブン・ケムランド氏は説明します。

亜熱帯気温、高湿度、塩素含有量に耐え得るスピーカー

CFXスピーカーはすべてのリギングや周辺部品と同様に、閉ざされた環境の中で、亜熱帯気温、高湿度、塩素含有量に耐え得るよう特別に処理されています。

「スピーカーには特殊な化学仕上げが施されており、リギングに使用されるすべてのボルトとプラグも同様です。」とケムランド氏は言います。ケムランド氏は、CFX81はプロジェクトにとって完璧な選択だったと言います。

「CFX-81は雷雨のエフェクトを作り出すために使用されます。TiMax SoundHubは、個々のスピーカーで音を操る代わりに、構成を完全にして、熱帯低気圧の動きを表現するリアルなサラウンド効果を作り出しました。」

安全及び緊急メッセージ用の一般的なPAシステムとしても機能

システムは、安全及び緊急メッセージ用の一般的なPAシステムとしても機能します。2015年3月のオープン以来、プロップサランドは期待をはるかに上回り、最初の3ヶ月間で約10万人以上の来場者がありました。スティーブ・ヴァン・キャンプ氏は、「このプロジェクトは長年の経験と専門的なアプローチの結果であり、このテーマウォーターパークを唯一無二のものにしています。」と締めくくります。

※CFXシリーズの現行品はCシリーズとなります。

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