ハマド国際空港にRenkus-Heinz ICONYXスピーカーシステムが採用
2018.09.05
2014年に開港したカタールの首都ドーハにあるハマド国際空港は、2本の平行滑走路を設置。22平方キロメートルという巨大な敷地を持つ空港です。またこの最先端の施設は、年間3000万人以上の乗客と1.4万トンの貨物を運びます。
最先端の空港に最先端のスピーカーシステムを
RFID手荷物処理システム、ハイテク航空交通管制およびレーダーシステム、Renkus-Heinz ICONYXスピーカーをベースとしたPAシステム等、空港には最先端の技術が採用されています。
この度の開港に合わせ、Renkus-Heinz IC8-Rが208台、IC16-Rが30台、IC24-Rが5台、IC32-Rが2台採用。すべてがネットワーク化され、それぞれのユニットが個々に制御されています。
驚くべきことに施設全体に設置された245台のスピーカーのうち、1つも肉眼で見ることはできません。「すべてのスピーカーは見えないように設置されています。」とRenkus-Heinz中東セールスマネージャーであるノーベルト・バウ氏は説明します。
「スピーカーはすべて埋め込まれ、グリルの後ろに隠れているか、カスタム設計のステンレススチールの柱に組み込まれています。ハマド国際空港は建築的に非常に素晴らしい施設で、今まで見た最高のICONYX設備です。」
審美的にも計算された印象的な音響システム
このプロジェクトでは、大規模なIEDアナウンス・コントロールシステムの他、音声アラームシステム用の数千の小さな天井スピーカーも導入されました。ノーベルト・バウ氏は、「非常に印象的な空港の、印象的な音響システムです。」と結論づけています。