IBC2018でClear-Com Eclipse HX VシリーズIrisパネルが登場
2018.10.05

IBC2018でClear-Com Eclipse HX  VシリーズIrisパネルが登場

Clear-Com®はIBC2018において、発売間近の「Vシリーズ Irisパネル」を初出展しました。

設定可能なフルカラーのOLEDディスプレイを装備

Eclipse HXユーザー向けに、IrisパネルはAES67 AoIP機能と、新しいカラーディスプレイを備えています。Irisパネルは、AES-67非圧縮オーディオIPストリームで通信をします。この伝送では、通話に音声遅延を短縮することができます。

Clear-Comの新製品E-IPAカードもAES-67に準拠しており、ユーザーはカードごとに最大64台のIrisパネルを接続することができます。またIrisパネルは設定可能なフルカラーのOLEDディスプレイを備えており、薄暗い場所や白昼でもユーザーラベルやポート情報を明確に提供できます。

AES-67ベースのプロダクションに最適なIrisパネル

Vシリーズ Irisパネルは、AES-67上で動作するEclipse HXソフトウェアの最新バージョンに合わせて作られましたが、EHX 10.0以前のEclipseフレームとの下位互換性のために、IVC用および4W接続コネクタを備えています。

Vシリーズ Irisパネルは、ビデオとオーディオの配信用にIPベースの通信に完全に変換された、AES-67ベースのプロダクションに最適で、Irisパネルを活用してネットワーク上のインターカムにピギーバックできます。

Irisパネルと多数のE-IPAカードを組み合わせることによって得られる柔軟性

ライブプロダクションチームはフルカラーOLEDディスプレイの恩恵を受け、チームはディスプレイに表示された色だけでチャネル情報をすばやく捉え処理し、パフォーマンスに重点を置くことができます。さらにプロダクションチームは、Irisパネルと多数のE-IPAカードを組み合わせることによって得られる柔軟性を利用することができます。

例えば大規模なスポーツイベントでは、スタジアム全体をカバーするために、同じインターカムネットワーク上に多数のワイヤレス/パネル接続がある単一のフレームを使用する場合があります。もしくはメガ・チャーチが世界中の教会にサービスを放送するため、LAN、WAN、またはインターネット経由で、マルチリージョンのインターカムネットワークを作成することがあります。

Clear-Comの幅広いIPインターカム・レンジ

Clear-Comのシニアプロダクトマネージャー、ステファン・サンドフォード氏は言います。「IT中心のコミュニケーションの採用が進む中、Clear-Comの幅広いIPインターカム・レンジにより、幅広い通信要件が満たされることが保証されています。Irisカラーパネルを追加することで、Eclipse HXのラインナップは、お客様の多様なニーズに合わせ、さらに柔軟に対応することができます。」

VシリーズIrisパネルの発売は来春を予定しています。

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