エド・シーランの“Divide”ツアーにClear-Com FreeSpeak IIが採用
2018.11.28
Clear-Com®はFreeSpeak IIデジタルワイヤレスインターカムソリューションが、エド・シーラン(Ed Sheeran)の ÷ (ディバイド) グローバルツアーをサポートし、信頼性の高いコミュニケーションネットワークを構築することを発表しました。
マンチェスターコンサートでFreeSpeak IIのデモ
FreeSpeak IIを採用したこのシステムは、ロンドンに拠点を置くAutograph Sales&Installations社によって設置され、Clear-Comの英国販売代理店であるTyrell社により供給されました。
既に他のオーディオ機器を供給していたAutograph社のベン・トレドウェル氏は、ツアーにおけるコミュニケーションシステムのアップグレードをサポートするよう要請を受けました。
ベン氏はエド・シーランのマンチェスター・コンサートでClear-Com FreeSpeak IIシステムのデモを行い、そのわずか2週間後にニューキャッスルのショーで最終的な構成を設定・サポートしました。
最終パッケージは1.9GHzのDECT周波数帯で動作し、FreeSpeak II ベルトパックが8台、Base II ベースステーションが1台、アクティブトランシーバーアンテナが4台、その他バッテリー、充電器、ヘッドセットなどのアクセサリーが含まれています。
既存のシステムにもマッチするClear-Com FreeSpeak II
エド・シーランのRF Techであるデーブ・ホワイト氏は言います。「Clear-Comシステムが、ツアークルーやエドのプロダクションによりコーディネートされた既存のメソッドに適しているかどうかを確認するために、Autograph社により現場でのデモが出来たのはとても有益でした。私たちはショーで起こり得る土壇場での変更に対応できるよう、各国間の調整並びに、部署間での明確なコミュニケーションを行う必要があります。」
「システムを迅速に展開するためには、現場に2日間、ベンに待機してもらうことが重要でした。ベンは私たちが既存のネットワークとコミュニケーションアレンジメントを統合するのを助け、複数の会場でのセットアップに関する優れたアドバイスを提供しました。2日間に渡るデモの後注文がなされ、1週間以内に私たちの新しい機器がベンによって個人的に納品され、インストールされました。 」
今回の導入をサポートしたベン氏は言います。「FreeSpeak IIシステムは、当初想定していたよりも優れた結果を提供しました。必要とされていた柔軟性を提供するだけでなく、様々なチームが互いに話し合うことを可能にします。一方、他のユーザーはプライベートな会話を同時に行うことができるのです。」