米ミネソタ大学の博物館にRenkus-Heinz ICONYXスピーカーが採用
2018.11.30
ミネソタ大学は1875年に設立された公式の自然史博物館であるベル博物館を移転し、Renkus-Heinz ICONYX Gen5 シリーズを導入しました。
旧博物館の3倍の10万5000人が収容可能になりました。ベル博物館では科学・アート・環境を融合させ、新建物にはデジタルプラネタリウム、最新技術の展示品、世界に誇る野生動物のジオラマなどがあり、博物館の外での屋外学習も可能です。
博物館のロビーは非対称で多くのガラスがあり、花崗岩の床が張られているため、音のシステムにおいて問題がありました。Parsons Technologies社のAVシステム専門家であるトロイ・ウェルス氏は言います。「そこではイベントも行うため、会話がよりクリアに聞こえる必要がありました。したがって、オーディオコンサルタントのElert & Associates社はRenkus-HeinzのIC16-8-RNラウドスピーカーを提案しました。」
ICONYX Gen5 シリーズのIC16-8-RN デジタルステアブルラインアレイは最大4ステアブルビーム、400Hzまで可能です。アレイは3つの4インチ同軸トランスデューサ、5つの4インチ低/中周波トランスデューサを使用しており、8つのアンプとDSPチャンネルで長さおよびLFビーム制御周波数を延長します。
Elert & Associates社と協力していたThor Marketing Network社はICONYXシステムを採用しました。「この環境はいくつかの重大な問題がありました。1つはロビーへ隣接する部屋での妨害を最小限にすることです。ICONYX Gen5は音が壁や隣接する部屋に分散されることなく、観客のもとに届けることができます。ICONYXはこのような困難な場所おいて良い選択だと思います。」
ウェルス氏は言います。「ICONYX Gen5スピーカーの最初の印象はビームステアリング機能の良さで、壁や天井に反射することなく、音を設定した箇所に届けることが可能であることです。この部屋の最適な解決法であったことを証明しました。」