ブルーマン・グループのワールドツアー等にClear-Comインターカムシステムが採用
2019.03.18
英国の大手オーディオ・ビデオレンタル会社の1つであるステージサウンドサービス社は、HelixNet デジタルネットワークパーティライン及びFreeSpeak II デジタルワイヤレスインターカムなど、既存のClear-Com在庫を大幅に拡充しました。
業界スタンダードのClear-Com
「私たちは長い間、Clear-Comのコミュニケーションシステムを使用してきました。Clear-Comは劇場にとって業界スタンダードです。スタッフ達は、コミュニケーションを常にClear-Comに頼っています。」と、ステージサウンドサービス社のジェームズ・ルイス氏は述べます。
「私たちは多くのアナログパーティーラインを所有しており、予算が厳しいときにはそれらを使用します。また新しい機器を選定する際デジタルシステムに投資することは、私たちにとって理に適ったことです。」
この度同社は、24台のHelixNetベルトパックと、多数の2/4ワイヤーインターフェイスモジュール及びイーサネットモジュールと共に、6台の4チャンネルメインステーションと、26台の4チャンネルリモートステーションを購入しました。
この注文には更に、7台のFreeSpeak II ベースステーションと50台のベルトパックの他に、トランシーバー、スプリッター、充電器が含まれていました。FreeSpeak IIシステムはすべて、多くの劇場が2.4GHzで経験する混線を避けるために、1.9GHzで動作します。
「私たちはFreeSpeak IIシステムを既にいくつも持っており、使用感に満足していたので、購入に迷いはありませんでした。そしてHelixNetシステムは、これまでにない多くのチャンネルを追加することができ、全く新しい道を切り開きました。」とルイス氏は言います。
ブルーマン・グループなど世界的に著名な舞台でClear-Comが活躍
このシステムは現在、異なる3つの現場で使用されています。ひとつは「クリスマス・キャロル」や「ハリー・ポッターと呪いの子」を上映している、ロンドンの有名なオールド・ヴィック・シアター。
そして国際的に有名なブルーマン・グループも、ドイツの都市ケルンで始まる10ヶ月に渡る世界ツアーにClear-Comを採用しています。ショーは主に大規模な劇場で上映されます。このセットアップには、2台のHelixNet メインステーションと20台のFreeSpeak II ベルトパックを備えた、8台の4チャンネルリモートステーションが採用され、スタッフは自由にローミングすることができます。今回採用されたシステムはセットアップや取り外しが簡単で、定期的に新しい会場へと移動するショーに最適です。
またトニー賞を受賞したミュージカル「カム・アウェイ・フロム」は、アメリカ国内のツアーを続けている間に、英国のキャスト達が2018年12月と1月にアイルランドの首都ダブリンでショーを行い、その後ロンドンのフェニックスシアターに移動。ステージサウンドシステム社は、ダブリンとロンドンでのショーにHelixNetシステムを提供しました。