Prodys 在宅勤務で大活躍
2020.07.08
新型コロナウイルス(COVID-19)により、世界中で移さない、移されない、広げないために外出自粛をされている方が多い現在、ウイルスに勝つためにラジオや各種メディアがProdys Quantum Liteを活用しています。ジャーナリストが在宅勤務を余儀なくされる中、ラジオステーションは生放送を現在も行っています。
これを可能にするには技術面の解決策が必須です。Prody社のQuantum Liteはすでに世界中のラジオステーションに解決策として使用されています。
Quantum Liteはデザインが優れていて、ラジオでのテレワークに必要な品質、正確性、汎用性、持ち運びやすさ、ユーザーフレンドリー性、インストールのしやすさ、リモート操作性などが揃っています。
品質と正確性
接続の品質はOPUSとEnhanced aptXアルゴリズムにより保証されています。低遅延と高音質を可能にし、BRAVEトランスミッションプロトコルにより、最大4つのIPリンク(LTE ×2、Wi-Fi、Ethernet)を組み合わせることができ、オーディオへの干渉を起こさずに機能します。このような特徴により、在宅勤務でもスタジオで勤務しているのと同等の結果が出せます。
スペインのラジオ局RNEの技術担当者によると「Quantum Liteはライブインタビュー中の編集や技術担当へセキュリティと自信をもたらせます。」と語りました。
SIP Diversityモードにより、Quantum LiteはSIPインフラストラクチャーとの互換性があります。基本のSIPコミュニケーションではできない安定したトランスミッションを行うことができます。
汎用性:ファイルツール(録画・編集・オンライン再生・FTP)とオーディオミキサー
家で制作された番組は声や音楽を追加することにより、より豊かなものにできます。Quantum Liteを使えば、ファイルの録音、編集、再生がオンラインでできます。また、FTPサーバーに複数のIPリンクを使用しアップロードすることができ、時間を短縮することができます。FTPサーバーに直接アクセスし、プログラムの準備用に素材をダウンロードできます。
プロ用のスタジオがなくても、オーディオはほかのオーディオ入力(MIC/LINE入力やステレオライン入力)とミックスすることができます。
Quantum LiteのUSBオーディオインターフェースにパソコンを接続することができます。Quantum Liteはパソコンをオーディオカードとして認識し、パソコンでファイルを再生すると、オーディオソースとして認識します。ほかのオーディオ入力ともミックス可能です。
持ち運びやすさ
新型コロナウイルス(COVID-19)の脅威がなくなるとともに、外出自粛も緩和され、ラジオの現場も外へと移ります。Quantum Liteは軽く、バッテリー稼働時間も4時間を超えるのでこれだけで十分です。2つ内蔵されているLTEモデムのおかげで2つのプロバイダーを使いつつ、世界的なカバレッジがあります。
ユーザーフレンドリー性、インストールのしやすさ、リモート操作性
マイクロフォンを接続し、ボタンを押すだけで音を転送できます。スペインのラジオ局RNEの技術担当者に話をお伺いしました。「Quantum Liteは簡単に使えます。初日から編集は新しい働き方と機材になじみました。」インストールも簡単です。Quantum LiteはNATトラバーサルができるので家のルーターに接続するだけで準備は終わります。
品質と正確性
もし問題が起きてスタジオで設定変更をしなければならない時は?ProdysControlPlusを使用すれば大丈夫です。このプログラムを使用すれば、接続方法(Wi-Fi、LTE、ケーブル)関わらず、Quantum Liteをコントロールできます。
まとめ
長年にわたり、Prodysはポータブルコーデックを開発しています。大規模な無観客スポーツイベントなどの今後を踏まえポータブルコーデックはリスク軽減の観点からも必要になると考えられています。