導入事例│株式会社福岡放送(FBS)様 2026.08.25
FBS福岡放送様 局内・局外インターカム装置をClear-Com Eclipseで更新
株式会社福岡放送(FBS)様
株式会社福岡放送様(以下、FBS様)では、局内・局外のインターカムシステムを、Clear-Com Eclipseで更新しました。
旧システムも新社屋建設時に納入したEclipseでしたが、今回の更新では接続方式を大幅にIP化しました。アナログ4Wも160ポート残しつつ、局内に設置された約50台のV-Series IrisXパネルをIPスイッチ経由でネットワーク接続し、中継車にはLQを搭載して4WをIP化、Agent-ICは局外のコミュニケーションやN-1送りで柔軟に使用できるようにしました。
FBS様では、「QQネット」と呼ばれるコーディネーションシステムを構築しています。多数ある電話回線や専用回線をセレクトしてマトリックスに取り込むシステムで、従来は音声レベルの管理やルーティングなどには特注のハードウェアを使用していました。今回の更新では、電話回線セレクトや4Wの反転ユニットなどは再び当社(MTC)のカスタム製品で構築しましたが、ルーティングやレベル管理などにはEclipseのオプションソフトウェア「Dynam-EC-HX」を採用しました。これにより、コストやラックスペースの抑制に加え、オペレーションの簡易さを強固にしました。電話回線のピックアップには、Axel Technologyのテレフォンハイブリッド「Macrotel X2」が採用されました。1Uサイズの筐体に2チャンネルを収容でき、日本国内の電話回線にも適した特性の良いテレフォンハイブリッドです。
旧システムからの更新にあたっては、長期間にわたりお打合せや検証を重ねました。大規模なシステムのため工事期間も長期に及びましたが、FBS様の多大なるご協力により、大きなトラブルもなく、カットオーバーから運用まで円滑に進めることができましたことをFBS様ならびに関係者の皆様に、スタッフ一同、心より御礼申し上げます。
「V-Series IrisX」パネル(写真下)
今回の納入についてFBS制作技術部 土屋様よりコメントを頂戴いたしました。
「今回の更新では、これまでの運用や社屋内全ての既存設備との互換性を維持しながら、どのように将来の拡張や運用の変更に柔軟に対応できる構成にするかが主な課題でした。その他の課題についても含め、松田通商さんと何度も打ち合わせをさせて頂きました。弊社の運用に合わせて、Dynam-EC-HX・LQやAgent-ICなどのIPベースのシステムを十分活用したシステムを構築することが出来、課題解決につながりました。導入工事においても、細やかな事前、事後調整のお蔭で、短いダウンタイムの中でも確実にスムーズに更新を行うことが出来ました。」