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2018平昌オリンピックでClear-Comが採用
2018.03.23

2018平昌オリンピックでClear-Comが採用

オリンピック会場でのコミュニケーションを支えるClear-Com

オリンピック会場での適切なコミュニケーションは、関係者にとって最も重要な項目のひとつです。2018平昌オリンピックでは、「PA People」と「OneUp Solutions」チームが、Clear-Comシステムを使用して、イベント前やイベント中、そしてイベント後に主要会場担当者の大部分を連絡させました。

「Clear-Comシステムは、会場のスポーツA/Vプレゼンテーションに使用されています。時間調整と結果はすべて、OBS(オリンピック放送機構)と実際のスポーツ連盟につながっています。」とP.A. Peopleのイベント・コミュニケーション担当、シニア・システム・エンジニアであるスコット・デイビッドソン氏は言います。「ここには光ファイバーで結ばれた3つの会場があり、システムは自主性を保つ一方で、柔軟性を提供しています。」

オリンピックで活躍するフルデュプレックス・コミュニケーション

P.A. Peopleのマネージングディレクターであるクリス・ドッズ氏は、すべてのシステムに3つの主要な要素、マトリックス、パーティーライン、FreeSpeakがあることに言及します。「私の知る限りでは、重大な量のフルデュプレックス・コミュニケーションがオリンピックで使用されたのは初めてです。」と彼はいいます。

Clear-Comインターカムシステムの混合は、15のロケーションでそれぞれ展開されます。その中にはEclipse HXマトリックスシステムをセントラルシステムとして、FOR-22(インターフェイスモジュール)、LQ-R4W8(IPインターフェイス)、HelixNet(24chデジタルパーティーライン)、FreeSpeak II(ワイヤレスインターカムシステム)などが含まれています。

型にはまらない柔軟なシステム

オペレーターが使用する現場機器には、400台のFreeSpeak II ワイヤレスインターカム・ベルトパックとヘッドセット(モバイルユーザー向け)、115台のFreeSpeak IIトランシーバーと30台のスプリッター、180台のVシリーズ・レバーキーパネル、440台のHelixNetデジタルベルトパック、100台のCC-110軽量ヘッドセット、100台のCC-200軽量ヘッドセット、500台のCC-300ヘッドセット、300台のCC-400ヘッドセットが含まれます。

ドッズ氏によると、シドニーに本拠を置くP.A. Peopleは、世界最大のClear-Comレンタル在庫を持ち、このプロジェクトで韓国のOneUp Solutionsと協力しています。「私たちは地元のディストリビューターと協力して、レガシーを残そうとしています。私たちは3年前に14の会場とメダルプラザを含むこのプロジェクトのため、OneUp Solutionsと協力を始めました。」このシステムは型にはまったものではなく、特定の要素(特にエンドポイント)の量が異なることが必要です。そしてデイビッドソン氏は、システムの柔軟性およびHelixNetベルトパックは、関係者全員にとって効果的なものだったと言います。

ネットワークスイッチを使用してシステムを展開

ドッズ氏は「すべてのエンドポイントはIP対応であるため、すべての要素に対してネットワークスイッチを使用してシステムを展開できます。HelixNetはパーティーラインシステムのすべてのチャンネルを1つのケーブルに接続し、必要なチャンネルをベルトパックで選択できるため、多彩な機能を追加します。他のシステムではそれをすることはできません。」と付け加えます。

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