アメリカデトロイトのカトリック教会にRenkus-Heinz ICONYX Gen5が導入
2018.04.13
アメリカデトロイトにある1893年に設立されたSweetest Heart of Mary Roman Catholic教会はアメリカ中西部で最大で最も素晴らしいゴシック様式教会の1つです。国家歴史登録財に登録されており、St. Josephat教会と共に、神聖なる慈悲教区の母(Mother of Divine Mercy Parish)に認定されています。
伝統あるカトリック教会にRenkus-Heinz ICONYX Gen5導入
教会は長年、旧式の音響システムに悩まされていました。2つのスピーカーは地面から20フィートの位置に設置されており、同様に旧式のリアフィルによって支えられていました。大聖堂では性能が古く不十分な小さな2つのスピーカーが設置されており、「教会内のどこにいても何かを理解することは難しかったです。」と、歴史ある教会の新しい音響システムをデザイン・設置している AV systems integrator Annunciation Audio-Visual Services社長のスティーブ・ニュービー氏は言います。
「われわれは以前Renkus-Heinzのスピーカーを使っており、その解決法はデジタルビームステアリング機能があり音が鮮明なRenkus-Heinz ICONYX Gen5 loudspeakersだと思いました。」
2台のIC32-24-RDによって教会内すべてをカバーすることが可能に
教会の身廊は高さ88フィート、外側の長さ202フィート、幅90フィートで、翼廊の幅が188フィートです。「この大きさは音響上かなりよいです。」とニュービー氏は言います。「なぜなら十字型の建物に見える翼廊は長方形ではありません。その角は45度で、ほぼ八角形ですがそうではないため円形のような建物になっています。フロントアレイは通常、翼廊の後ろの壁に強く反響しますが、前後の壁は45度の角度のため、早い反響をやわらげ、座席からはかなり遠いですが、必要な幅を作り出します。
Renkus-Heinz IC32-24-RDの特長は、それぞれ3つの高周波ツイーターを備える19 4インチの同軸変換機と5 4インチの低中周波変換機です。24個の増幅器、DSPチャンネル、多重ビーム、音響ビームによって、ニュービーのチームは反響を最小限にしながら教会の各側面にあるIC32-24-RDで身廊のすべてをカバーすることができました。
システムはスピーチ補強、サブウーファーは必要ありません。スピーカー管理・処理はすべて搭載DSPとRHAON II システム管理ソフトウェアによって行われます。すべての音響接続はアナログです。マイク処理、ミキシングはDante経由で分配されるSymetrix Radius DSPによって行われます。
デジタルビームステアリング機能がより快適な音響システムを提供
「ICONYX Gen5 は間違いなくこの空間には正しい選択でした。」とニュービー氏は結論づけます。Renkus-Heinzのデジタルビームステアリング機能によって、たった2台の配置で、見えない場所や硬い表面を含むすべての教会内と翼廊をカバーすることができました。IC32-24-RDsはスリムで低い外形のため視覚的にも目立ちません。Sweetest Heart of Maryはついに長く待ち望んでいた明快で理解しやすい音響機器を手に入れたことを嬉しく思っています。」