FreeSpeak series 接続例
FreeSpeak II
FreeSpeak II (FSII) ワイヤレスインターカムシステムは1.9GHz/2.4GHz帯域で、複数のアンテナを使用したマルチエリア・ローミング対応です。アンテナ及びベルトパックはそれぞれの帯域に対応したモデルを使用しますが、1台のベースステーションでそれぞれの帯域のシステムを構築するだけでなく、両帯域の同時使用も可能です。ベースステーションにはEncore Partyline(2W)及びEclipse HX Matrix(4W)とのインターフェイスを装備し、多彩なシステムを構築できます。
【周波数帯】
1.9GHz/2.4GHz帯の無線システム
【伝送方式】
1.9GHz帯はDECT(Digital Enchanced Cordless Telecommunications)準拠方式で、2.4GHz帯はライセンスフリーの安定したコミュニケーションシステムを提供します。
FreeSpeak Edge
FreeSpeak Edge (FSE) ワイヤレスインターカムシステムは1.9GHz/2.4GHz/5GHz帯域で、IPアンテナとFSIIシリーズのE1アンテナが使用できます。IPアンテナは通信速度が早く、大容量のデータ通信が可能で、4チャンネル通話と低遅延で12kHzの高音声品質を提供します。通信エリアは5Ghzの場合屋内80~150m※、屋外270m※で、電波の直進性も含めエリア管理ができます。WiFiと違う最先端の「OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)」方式の無線技術を使用し、安定した動作を保証します。※実際の台数や到達距離は環境・条件により異なります。
【周波数帯】
1.9GHz/2.4Ghz/5Ghz帯の無線システム
【IP接続】
ベースステーションでより多くのFreeSpeak Edge・FreeSpeakIIシステム端末並びにサードパーティー製Dante端末をサポートします。
【スキャナーモード】
FSE-BP50のスキャナーモードでは5Ghz帯内で使用可能なチャンネルを探すことができます。ベルトパックに内蔵され、RFスキャナーは干渉するチャンネルを割けるためWi-Fiの干渉がありません。
FSE BASE1台の周波数帯別接続台数
周波数帯 | 1.9GHz(IPT) | 5GHz(IPT) | 2.4GHz(E1) |
---|---|---|---|
アンテナ型番 | FSII-TCVR-IP-19 | FSE-TCVR-50 | FSII-TCVR-24 |
ベルトパック型番 | FSII-BP19 | FSE-BP50 | FSII-BP24 |
|
6台 | 6台 | 6台 |
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16台 | 16台 | 16台 |
|
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5台 | 6台 |
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16台 | 16台 | 16台 |
※電波環境により台数が減少しますので、本表は目安とし設計する際には弊社にご相談ください。
IPアンテナ(AES67)使用時のネットワークスイッチ互換表(メーカーサイト)はこちら
FreeSpeakワイヤレスシリーズ接続台数
ベースステーション1台の場合 | Arcadia | FSE-BASE | FSII-BASEII |
---|---|---|---|
FSII-BP19 | 合計:64 | 合計:16 | 10 |
FSII-BP24 | 25 | ||
FSIC-BP19 | × | ||
FSE-BP50 | × | ||
FSE-TCVR-50 | 合計:32 | 合計:6 | × |
FSII-TCVR-IP-19 | × | ||
FSII-TCVR-19/24 | 1.9GHz:2 / 2.4GHz:10 | 1.9GHz:2 / 2.4GHz:10 | 1.9GHz:2 / 2.4GHz:10 |
FSII-SPL | 2 | 2 | 2 |
接続例
FreeSpeak IIとEncore、Eclipseの接続例
FreeSpeak IIはClear-Com有線インカム(Partyline)やデジタルマトリックス(Eclipse)と組み合わせることで、複雑な環境を快適に設計することができます。例えば次のような組合せができます。