SDVoEベース 10G AV-over-IP エコシステム
LIGHTWARE TPNシリーズ

SDVoEベース 10G AV-over-IP エコシステム

SDVoE(Software Defined Video over Ethernet)は、10Gネットワーク上で、高品質な4K映像・音声・制御信号を低遅延で伝送できるAV-over-IP規格です。SDVoEシステムは、HDBaseTシステムと比べて使用する機器が少なく、既存のイーサネット機器も活用できるため、システム規模が大きくなるほどコストメリットが高まります。SDVoEによるシステム設計では、HDBaseT構成と比較してシステムコストを約30~50%削減することが可能です。

LightwareのTPNエコシステムは、SDVoEベースの10G AV-over-IPプラットフォームです。Taurus TPN、HDMI-TPN/OPTN各エンドポイントを統合し、MMU管理ユニットによってシステム全体の検出・設定・映像切替を一元管理します。さらにUSB信号やKVM機能もネットワーク上で共有できるため、BYOM会議やマルチルーム環境にも柔軟に対応します。

SDVoEベースTPNシステムの主な特長

超低遅延伝送
0.1ms以下のエンドツーエンド超低遅延伝送

非圧縮4K60 4:4:4伝送
4K60 4:4:4 HDRまで非圧縮またはロスレス圧縮で伝送可能

MMUによる集中管理
システム全体の設定・監視・制御を単一画面で実行

シームレスなマトリクス切替
ブラックアウトのないフレーム単位での正確な映像切替

独立したネットワーク構成
AV系と制御系を分離し、高い信頼性を確保

高い拡張性
入力・出力の制限なしに大規模システムも簡単に構築可能

高い相互運用性
共通APIによりSDVoEに準拠した製品間での相互運用やサードパーティによるシステム制御や自動化も可能

USB / KVM over IP
映像・音声・USB・制御信号(RS-232/IR)を同時伝送

光ファイバー / CAT両対応
SFP+およびCATによる柔軟なネットワーク構成

Danteオーディオ統合
HDMI音声をDanteストリームとして分離可能

高いセキュリティ性
アクセス権限管理と設定保護による高い安全性

TPN 製品ファミリー

Taurus TPNシリーズ

Taurus TPNシリーズ

USB-Cベースの会議空間をAV-over-IP化。4K映像・音声・USB・Ethernet・最大100W給電を1本化し、BYOM環境をシンプルに構築。

製品ページはこちら

HDMI-TPNシリーズ

HDMI-TPNシリーズ

非圧縮4K60 HDMI映像とUSB信号をリアルタイム伝送。シームレススイッチング(SRモデル)やDante連携にも対応した高性能配信。

製品ページはこちら

HDMI-OPTNシリーズ

HDMI-OPTNシリーズ

光ファイバーによる長距離伝送に対応し、非圧縮4K映像とUSB信号を安定して配信。キャンパス・大型施設など広域ネットワークに最適です。

製品ページはこちら

MMUでAVoIPシステムを集中管理

TPN-MMU-X100-20

TPN-MMU-X100-20 マトリックスマネジメントユニット

MMU(マトリックスマネジメントユニット)は、SDVoEネットワーク上のすべてのエンドポイントおよびスイッチを自動検出し、監視・設定・ルーティング・制御を一元管理できる統合プラットフォームです。トポロジー表示や映像ルーティングも含め、単一インターフェースでシステム全体を監視・操作できます。

製品ページはこちら

01 FIND
すべてのエンドポイントを自動検出

10G SDVoEネットワーク上のTPNデバイスを自動検出し、送信機・受信機・スイッチを含むトポロジーマップを生成します。IPアドレス、MACアドレス、エイリアス、ファームウェア、ステータス情報を一元表示し、導入・管理・トラブル対応を効率化します。

02 PREPARE
シンプルで確実なシステム構築

専用インターフェースから、ネットワーク/映像/シリアル設定を集中管理。AVネットワークと管理ネットワークを分離し、安全で安定したシステム構築を実現します。DHCP/固定IPの切り替えも簡単で、IP競合やサブネット不整合を検出する機能により構成ミスを防止します。

03 OPERATE
集中ルーティング、監視、API連携

単一のMMUインターフェースから、ルーティング制御、システム監視、USB管理が可能。閲覧専用のオペレータービューや、LW3およびSDVoE APIアクセスに対応し、外部制御との連携や自動化にも柔軟に対応します。リアルタイム診断・ログ機能を搭載し、変更内容は即座に反映されます。

アプリケーション例

キャンパス・複数棟対応 ハイブリッド学習環境

TPN(CAT)とOPTN(光ファイバー)を組み合わせ、10G SDVoEネットワークとMMUにより、複数教室・複数棟を統合したAV基盤を構築します。接続方式や距離に関係なく、すべてのエンドポイントをMMUで統合管理し、システム全体を単一UIで可視化・制御可能です。

リアルタイムAV配信

非圧縮または超低遅延の4K60映像を、フレーム単位で正確にスイッチング。複数教室間でも違和感のないリアルタイム配信を実現。

ネットワーク上でのBYOM / KVM

USB信号は映像と連動してルーティングされ、デバイス共有やBYOM運用を実現。教室をまたいだ柔軟なコラボレーション環境を構築。

短期間で導入、柔軟に拡張

自動検出と一括設定により、導入工数を削減しスピーディに構築。さらに共通アーキテクチャにより、単一教室からキャンパス全体へシームレスに拡張可能。

複雑なAVシステムを、シンプルに。SIのためのTPN MMU

IT / AVインテグレーターが直面する課題 Lightware TPN MMUによる解決
  • システム全体の可視性が低い
  • SDVoEシステムでは、各エンドポイントを個別に設定・監視するケースが多く、システム規模が拡大するほど、デバイス構成や役割の把握が困難に。
  • システムの一元可視化
  • MMUがエンドポイントを自動検出し、単一インターフェース上に構造化表示。デバイス構成やトポロジーをリアルタイムで把握可能。
  • 設定作業の煩雑化・属人化
  • システム調整時に各エンドポイントへ個別アクセスが必要となり、設定工数の増加や設定の不整合リスクが発生。
  • 一度の設定で一括適用
  • 複数エンドポイントに対する設定作業を効率化し、統一されたシステム構成を迅速に構築。
  • スイッチングに複数ツールが必要
  • 映像ルーティングに外部コントローラーや制御システム、スクリプトなどが必要となり、構成が複雑化。
  • 仮想マトリクスを標準搭載
  • SDVoEのクロスポイント制御機能を内蔵し、追加機器なしで10Gネットワークをマトリクスとして活用可能。
  • 導入後の運用が難しい
  • 引き渡し後、IT部門やユーザーが操作に戸惑い、サポート対応や変更依頼が頻発。
  • 日常運用を前提とした設計
  • セットアップと運用を明確に分離し、直感的なUIで安定した切替・プリセット運用・システム管理を実現。
  • ITインフラとの親和性が低い
  • ネットワーク設計の不統一や可視性不足により、企業IT環境との連携に課題が発生。
  • ITに適合したAV管理
  • ネットワーク認識型の構成・可視化により、AV-over-IPをITインフラへ自然に統合可能。

よくあるご質問(FAQ)

Q.TPN(CAT伝送器)とOPTN(光ファイバー伝送器)は同一システムで混在できますか?

はい、可能です。TPNとOPTNは、同一の10Gネットワーク上であれば自由に混在構成が可能です。用途や距離に応じて柔軟なシステム設計が行えます。

Q.外部のSDVoE管理ソフトやスイッチのCLI設定は必要ですか?

いいえ、必要ありません。MMUでデバイス検出・設定・ルーティングをすべて実行するため、外部ソフトやCLI操作なしでシステム構築・運用が可能です。

Q.USB(BYOM/KVM)のネットワーク伝送は安定していますか?

はい、非常に高い信頼性を確保しています。USBはAVストリームと同期して伝送されるため、低遅延かつ安定したBYOM/KVM運用を実現します。

Q.MMUが停止した場合、システムはどうなりますか?

既存のルーティングはそのまま維持されます。ただし、新規のルーティング変更や設定変更は、MMU復旧後に再開可能となります。

Q.MMUは20エンドポイントまでしか管理できませんか?

20台制限は「TPN-MMU-X100-20」モデルに限った仕様です。MMUはTPN・HDMI-TPN・OPTNを統合管理可能で、2026年には100エンドポイント対応モデルも予定されています。

関連リンク

価格表・仕様書・外観図・マニュアル・カタログのダウンロードはこちら

一覧に戻る